トップ / 仕組みの解説 / 逆行とは ― 水星逆行の誤解をほどく
逆行と聞くと、何か悪いことが起きる合図のように言われる。だが逆行は、天文では単なる見かけの動きだ。まず事実の部分を分けて、それから言い伝えの部分をほどく。
星は、実際に後ろ向きに回ってはいない。地球が星を追い越したり、追い越されたりするとき、空の上で後ろへ動くように見える。それだけの現象だ。
水星の逆行は、年に3回ほどあり、1回は約3週間続く。1年のうち、2か月近くは「水星逆行中」ということになる。珍しい現象ではない。だから、特別な不運の合図にもならない。
通信の乱れ、予定の遅れ、機械の故障。水星逆行の時期には、こういうことが起きやすいと言われる。だが、遅れも故障も、逆行でない時期にも同じだけ起きている。起きた出来事を、後から逆行のせいにしているだけ、という見方ができる。
DryScope(ドライスコープ)は、逆行そのものを読みの材料にしていない。材料は、星の位置と角度だけだ。言い伝えの上に読みを乗せると、出どころの説明ができなくなる。それを避けている。角度の話は「アスペクトとは」に書いた。
逆行が実務で効くのは、星座の境目だ。星が境目の手前で逆行を始めると、一度次の星座に入ってから、前の星座に戻る、という動きをする。位置の確定が、それだけ揺れる。
DryScopeの「今いる時期」で、期間の境目が前後する場合があるのは、このためだ。土星が境目で行きつ戻りつする分、テーマの切り替わりも曖昧になる。詳しくは「「今いる時期」の読み方」に書いた。
逆行は、怖がる材料ではない。事実として知っておけば、カレンダーに「逆行中」と書いてあっても、判断は自分の側に置ける。
占いの読みと、天文の事実は分けて書く。その線引きが、このサイトの正直さだと思っている。
理屈はここまでだ。生年月日を入れれば、生まれた日の太陽と月の位置を計算して、君専用のプロファイルと、今日の君への辛口の一言が出る。計算は端末の中だけ。入力した生年月日は、送信も保存もしない。
生年月日から見る →仕組みの解説:出生図(ネイタルチャート)とは 月星座の調べ方 月星座がわからないときの確かめ方 太陽星座と月星座の違い 太陽星座と月星座の組み合わせの読み方 水星の星座で分かる、考え方と伝え方の癖 金星の星座で分かる、好きの形と心地よさ 火星の星座で分かる、やる気と怒りの出方 アスペクトとは ― 星どうしの角度の読み方 「今いる時期」の読み方 ― 土星の巡り 4つのエレメント ― 火・地・風・水 3つの区分 ― 活動・不動・柔軟 逆行とは ― 水星逆行の誤解をほどく 「星の位置」の読み方 ― 計算の根拠の見方 「今日の一言」の仕組み 生年月日の扱い DryScopeの決めごと
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