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しし座の2027年

太陽星座で読む、2027年1年間の読み

2027年のしし座は、木星が自分の星座にいる年だ。ただし、それは7月26日までだ。年の前半と後半で、読みの形が変わる。しかも8月2日には、自分の星座の真上で皆既日食が起きる。舞台が広い年に、拍手と自分の値打ちをどう切り離すか。それがこの年の本題だ。

01

年の形

木星は2026年6月30日にしし座へ入り、2027年7月26日までいる。前半は木星が君の星座の中を通る時期で、後半は、その木星が隣のおとめ座へ移った後の時期になる。この切り替わりが、2027年の骨格だ。ただし、木星がいるから自動的に何かが起きる、という読みはしない。木星は舞台を広げる星だ。広がった舞台で何をするかは、君の側の話になる。

見られているほうが力が出るのが、しし座の仕組みだ。その舞台が広い年ほど、拍手の量と自分の値打ちを切り離して考えられるかが問われる。前半は表に出ることが増えやすく、後半は、出たものを畳んでいく時期になる。この落差を、調子の良し悪しと読み違えないことだ。

02

木星の時期

木星の時期に最初に押さえるのは、逆行だ。木星は2026年12月13日から2027年4月13日まで、しし座の中で逆行している。2027年は、そもそも逆行の真ん中から始まる。進みが止まったように見える時期だが、失敗の印ではない。広げかけたものを、もう一度見直すための時期だ。見直しは、やめることではない。広げる順番を入れ替える作業だ。年の初めに勢いで決めたことは、4月の半ばまでに確かめ直しておくといい。

4月13日を過ぎて木星が順行に戻ると、見直した分だけ進み方は素直になる。そこへ2月22日から5月14日までは、火星もしし座にいる。やる気と押しの強さが出やすい時期で、木星の広がり方と重なる。ただし火星の時期は、反応も大きくなりやすい。プライドを守るための一言が、話を大きくすることがある。押す場面と引く場面を、先に分けておくことだ。

03

向かい側の動き

2027年を通して、冥王星は向かい側のみずがめ座にいる。2月6日には、そのみずがめ座で金環日食が起きる。向かい側の星は、君が一人では持てない角度から、君の側を照らす。向かい側で起きることは、君自身のことよりも、相手やパートナーを通して見えてくることが多い。一対一の関係の中で、相手の出方に反応しているうちに、自分の癖のほうがはっきりしてくる年だ。

相手を変えようとする前に、君が何に反応しているのかを見ること。冥王星の動きは速くない。一年で片づく話ではなく、関係の置き方そのものを、時間をかけて組み替えていく時期だと思っていい。日食の前後に結論を急ぐ必要はない。2月6日は、関係の中で何が見えたかを覚えておく目印にしておく。

04

8月2日の皆既日食

年の山場は、8月2日だ。この日、しし座の真上で皆既日食が起きる。太陽は、君の核そのものだ。その太陽の上で日食が起きる年は、自分の出し方と見せ方を組み直す目印になる。その少し前の7月28日から8月20日までは、金星もしし座にいる。見た目や楽しみ方、人からの見え方に、意識が向きやすい時期だ。

8月2日の前後は、見せ方を変える実験に向く。髪型や服のような、軽いところからでいい。日食の日に合わせた大げさな決断はいらない。決めるのは、主役の置き方だ。他人を主役にできる場面をあえて作れるか。そこが、この年のしし座の伸び方と、そのまま重なっている。

05

追い風の星と、年の後半

土星と海王星は、2027年を通しておひつじ座にいる。おひつじ座はしし座と同じ火の星座で、角度は調和の側だ。土星は、形にする力と続ける力を支える。地味な支えだが、続けた人と続かなかった人の差は、この星の側でついていく。さらに天王星は、ふたご座から60度の角度で関わる。人づき合いや、届ける相手の広がり方に、変化の余地が出やすい。

7月26日に、木星はおとめ座へ移る。ここから年の後半は、広げる時期から整える時期への切り替えだ。前半に広げたものを、実際に回る形へ直していく作業が中心になる。拍手が少なくなる時期でもある。ここで値打ちまで下がったように感じるなら、それは木星が移っただけの話だ。君の分は、前半にちゃんと置いてある。後半は、それを確かめる時期だと思っていい。

根拠

この読みで使った星の位置は次のとおり。木星は2026年6月30日から2027年7月26日までしし座に滞在し、逆行は2026年12月13日から2027年4月13日まで。冥王星は2027年を通してみずがめ座にいて、しし座とは向かい合う角度(180度)を作る。2月6日にみずがめ座で金環日食、8月2日にしし座で皆既日食が起きる。土星と海王星はおひつじ座から調和の角度(120度)、天王星はふたご座から60度の角度で関わる。火星は2月22日から5月14日まで、金星は7月28日から8月20日まで、しし座に滞在する。

星の位置はSwiss Ephemeris(トロピカル)で計算し、日食の日付は国立天文台 暦計算室「暦要項」でも照合した。この記事と同じ内容は、DryScopeの動画「しし座の2027年|年間の読み」でも出している。動画の一覧は「動画の一覧」にある。

君の2027年は、生年月日で絞れる。

この記事は太陽星座だけから読んだものだ。生年月日を入れれば、生まれた日の月の位置まで計算して、君専用のプロファイル(全8項目)と、今日の君への辛口の一言が出る。年間の流れの上に、自分の癖を重ねて読める。計算は端末の中だけ。入力した生年月日は、送信も保存もしない。

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